サグラダ・イロカワ
梅雨のような厳しい秋雨も落ち着き、太平洋沿岸らしい、日中は暑いぐらいの日差しです。
10月は米、サツマイモ、里芋など主食が収穫期を迎え、これが無事に収穫できるとホッとします。 お金がないことより、一年間食べる分のお米が確保できないことの方が大問題です。
色川では、稲刈り後は太陽の下で天日干しする稲刈りです。 (ふつうはコンバインという機械で刈り取りそのまま乾燥機に入れるというのが主流)
人間が作るものはすぐに汚くなる張りぼてなものばかりと思っていましたが、この石垣、そして今も続くこの風景に人間もこんなに綺麗なことができるんだと色川に来て知りました。
さて、気が付けばもう年末がすぐそこに。 両谷園からお歳暮のお知らせをお送りいたしました。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
秋の行事 その1
枯れた紫陽花の横に咲くヒガンバナを見るとやはり、秋なのだと思いなおす梅雨のような天気が続く色川。 お米の収穫、秋野菜の種まきなども停滞中。 そんななか、奇跡的に晴れた先週末は、色川小中学校と保育所の合同運動会が行われました。
小学生全員による御神楽 先生の太鼓のみで複雑に舞い踊る 東北に伝わる豊作祈願の舞
小学生全員で一輪車パレード 背の高さより大きな一輪車や細い橋を渡るなど見てるこちらハラハラ ドキドキ そして感動!
地味な競技ですが毎年白熱するナワナイ競争 (わらで縄を編む)
この手は、なんでも器用にこなす両谷園代表外山選手
中学生によるソーラン節 今年は先生手作りの色川大弾幕が登場でさらにもりあがる
ごぜんの部の最後は毎年恒例 参加者全員による色川盆踊り 生歌のみで踊ります 踊りといっても見ててもイマイチよくわからないステップで真似できません 地味な動きだが地元のおばちゃんの踊りには抑揚があり美しい姿 一見一耳の価値あり
気が付けば秋
梅雨が明け、夏本番!も終わり、朝晩は温かいお茶が美味しい季節になりました。
7月に収穫、製茶した今年の紅茶も無事に終わりました。 毎年、紅茶は天気、虫(ウンカという虫にあっという間に葉っぱを吸われてしまうことがある)にひやひやとさせられ草に追われ、蒸し暑さにへとへとになり、なかなか過酷です。 家でも両谷園の紅茶を飲んでいますが、苦労する分、愛着があり、格別のおいしさです。
今年も猛暑で作物、生き物にとっても過酷でした。地球の怒りを鎮めるには、使い捨てストローをやめたぐらいでは間に合いません。 各家庭に急須を配給したらどうでしょう。 なにしろ、自分でお茶を入れると美味しく、そして素敵な時間が流れますよね。 家庭ではお茶を入れないという時代のなか、いつも両谷園のお茶をご愛飲頂き、誠にありがとうございます。
サルスベリの花が満開です。
紅茶
只今、両谷園では梅雨の合間を縫って、紅茶の収穫 製茶が行われています。
一番茶の時期とは違って草の伸びる速さがすごいので、草取り作業がなかなか大変です。茶の木の間に潜むカズラやシダを根気よく抜いていきます。
農繁期のてんこ盛りの農作業、ひたすらひたすらの、田植え、田畑の草取り、人参の間引、梅のヘタ取など、焦る気持ちをクールダウンさせてくれる瞑想のような作業たち。
なかでも茶畑の草取りは雨でもできるので、合羽をきて黙々と草取りします。
【6月の色川】
〜昔と変わらぬスタイルの手植え田植え〜
毎年誰かが手伝いに来る、温かい田植え風景の外山家
農繁期で忙しい忙しいとドタバタ、ヒィヒィですが、自給の為に手間暇かけれるとこは、豊かで贅沢なこと。色々なことに感謝です。
新茶情報
今日で一番茶の収穫・製茶作業が終了しました。
今年は例年になく早くからの収穫が始まり4月中にすべて刈終わりました。(いつもならゴールデンウィークまでかかる)
都会から子守助っ人に参上してくれたばぁばと両谷園生産者の子供たちの子守により、育児休暇の沈黙を破り、久しぶりに茶刈に参加。
核家族田舎移住者にはバァバは神。
生産者の娘 「袋持ち」体験
保育園児だった彼女を思い出し、感慨深い気分に浸る
両谷園茶工場の横にある桜の木
今年の茶刈を空から見守ってくれている榎本さんが子供たちにプレゼントしてくれたのでしょうね。
この時期は畑、田圃などでみんな大忙しな時期ですが、今年も無事に一番茶が終わりました。これより 選別→焙じ→袋詰め→発送という作業に入ります。
新茶のお届けまで今しばらくおまちください。
番茶、ほうじ茶は5月中頃に収穫がはじまります。
今年のお茶はとても綺麗な芽が出そろい美しい仕上がり。