春らんまん
気がつけば一年で一番忙しい農繁期がはじまりだした色川です。
野山も山菜や花でにぎやかです。
八重桜が満開
なるほど本当にヤマブキ色
梅雨の主演女優も密かに準備中
空き地に自生する茶の木にも新芽 色川には至る所に茶の木がひょっこり自生している
生命力の強さを目で感じ、下で味わう春。お茶の新芽にも一年の始まりの力が入っていると思うと、朝淹れる一杯のお茶に味わいとさらに力をもらえるような気がします。
今年もこの一年皆様の暮らしに寄り添えるお茶をお届けすべく、ただい両谷園では新茶の刈り取り準備を行っています。 皆様からの新茶のご予約心よりお待ち申し上げております。どうぞよろしくお願いいたします。
さぁがんばろう!
色川行商隊 その弐
今週の日曜日は勝浦の子供たちが楽しみにしている「南の国の雪まつり」が開催されました。 長野県白馬村から遥々やってきた純白の雪!地元自慢の和菓子屋、寿司屋、農家、地元婦人会などが露店を広げる那智勝浦町の楽しいお祭りです。色川行商隊も賑やかしに出店。
色々なご当地キャラクターが祭りには出没しますが、たたらん、ダントツのインパクトです。 この姿、生地の感じ、名前。 そしてよくしゃべるのです。たたらん。 たたらんに逢いたい、声が聞きたいという人は、両谷園の打ち上げで毎年お世話になっている円満地公園 桜祭り 3/31開催 にお越しください。きっと出没してくれることでしょう。
雪まつりではたくさんの人が「ここお茶買ってるで~」と話しかけてくださり、中には財布の中に、「このお茶美味しかったから、また買おうと思って」と上ほうじ茶の裏の一括表示(賞味期限とか、生産地とかがかいてるシール)を切り取って入れてる方もいらっしゃいました。地元に支えられての両谷園だということが思える一日でした。
色川行商隊
那智勝浦といえばマグロ! 一月は毎年恒例の「マグロ祭り」が開催されました。
色川行商隊も毎年駆け付けます。
勝浦名物 めはり音頭
なかなか楽しそうな店構えです。 この一列全部色川チームです。
いつものこの袋。両谷園のお茶シリーズ。 マグロ祭りは観光客も多く、お茶の試飲などで色川茶をアピール。 「お土産にどうですか?いつものお茶と一味違うと思いますよ。」とお勧めすると、「家でお茶のまないんだよね、ねぇ。」と母と娘(中学生ぐらい) 世の中、お茶離れが進み、家に急須がないという話は都市伝説ではなかったようです。 家で何を飲んでいるのか、親子が去った後考えましたが、思いつきませんでした。 水を買って飲むでしょうか。
毎回売り切れ御免 農家民泊もされている浦さんの特製ブルーベリージャム
最近色川の新名物 菓子工房「いろいろ」
素材にこだわるお菓子作り
外山夫人 元袋詰め隊員Fちゃん中心で活動開始!
袋詰め隊A子さんの極上梅干し
色川の定番となってきた ペットのおやつ鹿まんま (鹿の肉を干したジャーキー)
こちらも定番になりつつある 荒木家の焼餅 出店のたびに古びた店構えになっていってるような。
写真は取り忘れましたが、他にも外山家の元気な鶏のゆで卵、両谷園のしょうが紅茶でもお世話になっている安田さんのしょうがをつかったチャイ、両谷園の上ほうじ茶をたっぷり使ったほうじ茶ラテ、梅の加工品を作る「耕人舎」のジャム、梅エキスなど所狭しと並べられ、にぎわう色川ブースでした。
次回は2月に行われる「南の国の雪まつり」に色川行商隊も参加します。お近くの方はぜひ遊びに来てください。
良いお年を
暖冬で始まり野菜もぐいぐいと大きくなっていましたが、この一週間ほどは雪がちらつく本格的冬。 今年もまた年末がやってきました。
クリスマスは色川に居るとなにも気づかないぐらいに普段の風景。田んぼ、山、石垣、石段、家、空。買い物に町に降りると「あぁ、クリスマスか こんなに盛り上がっているんだなー」と思います。 年末になると、田んぼ、石垣、家周りが草刈りされて綺麗になります。とくに地元の人のところは美しい。茶の木までも綺麗に刈そろえる方も多数。 移住者もなんとか家周りの草刈り、掃除を自分なりに終え、31日の夜は静かに鳴り響く大野区の除夜の鐘を布団の中から聞き新年を迎えます。 この静かな色川の年越しが私は大好きです。
注文用紙の一筆、地元のイベントでお声かけに励まされ今年も一年生産者力を合わせて皆様にお茶をお届けすることができました。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年もブログ拝見ありがとうございました。
皆様 良いお年を 生産者 荒木 寛子
サグラダ・イロカワ
梅雨のような厳しい秋雨も落ち着き、太平洋沿岸らしい、日中は暑いぐらいの日差しです。
10月は米、サツマイモ、里芋など主食が収穫期を迎え、これが無事に収穫できるとホッとします。 お金がないことより、一年間食べる分のお米が確保できないことの方が大問題です。
色川では、稲刈り後は太陽の下で天日干しする稲刈りです。 (ふつうはコンバインという機械で刈り取りそのまま乾燥機に入れるというのが主流)
人間が作るものはすぐに汚くなる張りぼてなものばかりと思っていましたが、この石垣、そして今も続くこの風景に人間もこんなに綺麗なことができるんだと色川に来て知りました。
さて、気が付けばもう年末がすぐそこに。 両谷園からお歳暮のお知らせをお送りいたしました。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。