両谷園日記 お茶 入りましたよ。

日常茶飯事 ほっとする話題をお届けします。

繁華街 at 色川 番外編  

日曜日に色川中学校講堂で「色川参観日」という模様し物が開催されました。

色川の小中学校は赤い瓦の木造校舎で、色川の象徴でもある建物だったのですが、耐震問題から建て替えられることになりました。 財政難である那智勝浦町で、この過疎地に新しい校舎が必要なのか?統合したらどうなのか?という意見もあり建て替え問題は、町の話題になっています。 そこで、こんな過疎地でも子供たちは元気に生活をしているということを知ってもらおうと「色川参観日」が開催されました。



こんなに賑わいました。 



料理、展示、ワークショップで色川の人、子供たちの多才ぶりが発揮さた色川参観日。
袋詰め女子A子さんは色川MAPを作ってくれました。 喫茶A子も開店、自家焙煎コーヒー、両谷園の水だし上ほうじ茶、紅茶など 「ほんまに喫茶店開けるんちゃう?」というほどのいい雰囲気の喫茶店でした。残念ながら写真を撮り忘れました。



色川 大野地区で結婚式の時に貸し出していた共同の花嫁衣装の展示。 何人の花嫁がこの袖を通したのでしょう。  


色川物産販売コーナーでは両谷園のお茶も販売。



この模様し物での大目玉、「ベンガル絵巻物紙芝居師 ポトァ」の東野健一さんと飛び入り参加の両谷園代表外山さん。  
 二人とも日本人です。




色川での暮らしについて座談会もあり、「こんな山奥にすんで、医療の心配はないですか?」という街から来た人からの質問に、移住者であるお医者さんY先生が「僕は救急医療を受けるために街で人生を送りたくありません。 いよいよのときはあきらめて静かに死ぬ覚悟です。」という答えが印象的でした。

 けがなどの不測の事態に冷静に対応できるような心構え、人間関係の築き、防止策、そして普段からの生活、とくに食生活を大切に、健康管理をすることで愉快な田舎暮らしは成り立つと思います。