収穫の秋 フィーチャリング 獣たち
残暑きびしいですが、やはり秋の気配を色々な時、場所で感じます。
色川の稲作も早いところでは収穫が始まりました。人間が作る建造物は、コンクリート製のもの、プラスチック製のものなど、便利さを代償に汚い風景ばかりですが、先人が築いた石垣の田畑をキャンバスに、稲を天日で干す風景がなんとも綺麗です。
と、ロマンチックに浸ってる間にも、まだ稲を刈り取っていない場所を狙って、昼間は猿、夜は鹿に猪がウロウロ、ウジャウジャしています。
茶畑も例外ではなく、獣たちの食べ物が少ない春先などはお茶の新芽を食べに来ますが、今は実りの秋、お米や栗、畑の作物を狙っています。
少し前までは鹿がお茶の新芽を食害することはなかったそうですが、鹿の食害が深刻になりつつあります。
夏の茶畑の堆肥入れ、草取りがようやくひと段落したこの頃、稲や畑を獣害から守るため、夜は田んぼでテント泊したり、車で寝泊りしたり、夜中にロケット花火を打ったり、生きる為に獣も人間も真剣勝負です。
猿から稲を守るカカシ1「貞子」
猿から稲を守るカカシ2「一休さん」