両谷園日記 お茶 入りましたよ。

日常茶飯事 ほっとする話題をお届けします。

もう一つの理由

  
 時は移ろい、芋はすべて食べられましたが、その跡にはもう、ホウレン草が播かれています。そして、その猪は捕まえられました。  おいしかったです。
(なんのこっちゃ?という方は 一つ前のブログの話題をご覧ください。)
(こちらは、隣人の森の番人さんの猪レポートです。http://blog.goo.ne.jp/colocololand


 土地は痩せ地、虫は多いし、気候も厳しく、湿気も容赦なく、獣害も激しい、、、、、じゃぁ、なぜここに居るのか?   
   

 色川は移住者がとても多く、日本各地から視察団が度々おとずれます。
 でも毎度、視察団御一行さまが帰った後、
 
 「何で色川に人が集まるのか、なぜ、自分たちは色川を選び、住み続けるのかは当    人もわからないので、視察に来た人たちはもっとわからないでしょうね。」 

 「そうですねぇ。」という会話をしながら、美佐江さんと両谷園でお茶の袋詰めをします。


 その答えを、はっきりと明確な言葉にはできませんが、それらの中の一つにであろう事、地域の運動会が本日行われました。(前置きが長くて、すいません)

 小さい子供から、お年寄りまで、まさに老若男女集結の楽しいイベントです。虫や獣害にやられ、思うように作物が出来ず、生活がなかなか大変だと言っている、百姓仲間も、手作りの弁当を広げ、わいわいと過ごしました。
 都会にあふれんばかりにある文化活動エネルギーをたまに羨ましく思うこともありますが、今日の運動会のような、のほほーんとした、あったかいものは、なかなか他では味わえないひと時です。  
 
 こういう時間が過ごせるのは、素敵なことだなぁと思いながら、持ち寄りのご馳走に舌鼓を打ち鳴らし続けました。 食欲の秋が到来です。