急がば回りすぎです
昨日は、両谷園生産者のミーティングの日でした。
両谷園の事務所、茶工場は、先代の榎本さんの自宅横、熊瀬川という地域にあります。
色川という名前の中に、口色川、大野、籠、小阪、南平野、熊瀬川、円満地などの集落があるのですが、色川のIターン移住者のほとんどは、大野、口色川に住んでいます。 両谷園メンバーもほとんどがそうです。
ですから、両谷園の事務所に用事がある場合は、車で熊瀬川に向かいます。
熊瀬川に一番近い私の家から、車で4.5分です。
ところが、熊瀬川に向かうメイン道路が工事中になり、12月末まで全面通行止めになってしまいました。
そのメイン道路は谷筋にあったので、迂廻路は左右どちらかの山を越えて行かなければなりません。 道も狭く、分かれ道も多いので、初めての人はまぁこれないだろうという道です。 迂廻路を通ると車で20分ほど掛かります。
昨日は、美佐江さんの車に乗り合わせて、両谷園へ向かいました。道中おしゃべりすぎて、曲がるところを通り過ぎたり、鹿の群れにぶつかりそうになったりと、なかなか楽しい回り道でした。
といっても、この通行止めの間は、何かと不便です。一番不便を感じているのは、両谷園の代表の外山さんです。 一日に両谷園と、自分の鶏小屋、畑、住居がある口色川を行ったり来たりしているからです。
ということで、坂道の多い色川ではあまり見かけない自転車の登場です。
通行止めの道も、歩行者用の細い仮設通路があるので、そこを通れば自転車で数分で両谷園です。 普段は乗らずに、風景と同化している自転車が輝いているようです。
私の家がちょうど、通行止めの始点なので、外山さんはそこまで、車で来てその先をこの自転車に乗って両谷園へ向かっています。
紅葉のきれいなこの時期、爽快な気分で自転車を走らせていることでしょう。