98円と350円の距離
毎週日曜日に隣町のスーパーに自分たちの作っている無農薬野菜を売りに行く当番の日でした。
色川の無農薬生産者で持ち寄った野菜、鶏卵、そして両谷園のお茶を販売しています。
午前中に畑から野菜を収穫して、荷造りをして3時から6時までスーパーの店内にコンテナを広げて
「色川の無農薬の野菜 いかがでしょうかー。」と売るのです。
その売り場の横に、スーパーの目玉商品、
たまご 一パック 98円 お一人さま 2パック限り!
という 日曜恒例の卵の安売りが毎週行われています。
私たちの売っている卵は1パック 350円です。 米糠、小米、ムギ、大豆、魚アラなど手に入る材料を自家配合し、平飼い飼育をして、350円という価格で販売しています。
私が店頭販売している3時間の間に隣の特売コーナの98円のたまごの売れること売れること、10個98円で売れる養鶏ってどんな餌でどんな飼育方法なのでしょうか。といつも不思議に思います。物価の優等生っていったい何者?!
安いか高いか、だけじゃないところに本質があると思います。TPPもしかり。