師走 2019
今年も春夏秋冬と野菜、田んぼ、鶏、牛、お茶、梅、ユズ、などに囲まれ 追われの忙しくも平穏な色川の一年が終えようとしています。
色川に居るとクリスマスはあまり気配を感じないが(むしろ違和感をもつ)年末はなんとなく土地の力というか、何か世俗とは違うものの気配を感じて大掃除をしようという気持ちが表れる。現れるが実行に移せるかは別の問題。 でもせめて庭の掃除と障子の張り替えが今年の最後の目標。
大掃除2019 ~障子の張り替え~
この障子の桟は江戸時代ぐらいからのものだそう。
この家の持ち主が代々毎日積み重ねられた丁寧な暮らしを感じる家じゅうが仏壇のような黒光り。 時は変わり 移住者に住居人が変わると一年に一回、よくて2回ほどのふき掃除、、、、、御免なさいこの家の御先祖様。
この障子の張り替え作業をしていても、石垣積の畑で仕事をしていても、植林された杉ヒノキの山をみても、色川にて脈々と暮らしを紡いできた人たちの気配を感じずにはいられない。
自分は色々な人、物事のおかげで今、ここで生かされているんだなと障子の張り替えをしながら思いを巡らせる年末の大掃除。
大掃除 2020 予定 ~ふすまの張り替え~
破れたふすまから覗く達筆な裏紙。ここからもまた色々な気持ちが湧かずにはいられない、、、 このふすまの中身などのレポートは来年末に。(予定は都合により変更する場合がございます。ご了承ください)
さて両谷園も事務所の大掃除が終わりさっぱりとした感じに。来年も生産者一同力を合わせて、ほっとするお茶をお届けすべく、栽培管理、製茶作業、発送業務と勤しんでまいります。 今年もご愛飲誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も一年間ブログ閲覧ありがとうございました。よいお年を。
荒木 寛子