2010年度紅茶誕生 そして、来年までおやすみなさい
梅雨入りしてから、そのとおり、梅雨らしい天気が続いている色川です。 そんな天気のちょっとした雨上がりを縫って、紅茶の製茶が始まりました。
昨日、二番茶刈り取り初日は美佐江さんの茶畑を刈り取りました。 この茶畑は煎茶を収穫したところなので、二番茶の芽吹きもいち早く、300キロ程の生茶葉を収穫しました。
煎茶、ほうじ茶などの場合は、収穫後すぐに蒸して、茶葉についている酵素を殺してから、揉み製茶していきますが、紅茶の場合は、その酵素の活動を利用して、発酵茶にします。
収穫後、水分調整、香りだしの為、一晩風通しのいいところで生葉を置き、今日の早朝から、紅茶製茶が始まりました。
こんなに鮮やかな緑の葉が、揉まれて、発酵していくとこうなります。
発酵中の茶葉
これを乾燥し、1年寝かせてから出荷していきます。
寝かせることで香りがでて、味も調います。
作りたてのカレーは、スパイスの味が舌に触りますが、一晩たつと調和してまろやかになるのと同じでしょうか。
これから梅雨の合間に収穫、製茶という作業がしばらく続きます。