新茶製茶 三日目 合間を縫って手揉み茶
新茶の製茶作業が5月2日から始まり、今日で三日目です。
今日は茶工場での製茶の合間を縫って、手揉み茶作りをしました。
両谷園のお茶は、両谷園の茶園で大切に育てられた、無農薬の茶葉を茶刈り機で摘み取り、両谷園の茶工場で機械で製茶しています。
今日行った手揉み茶は、文字通り機械ではなく、人間の手で摘んで揉んで製茶することです。
手で丁寧にお茶の新芽を摘み取り、それを手で揉んでお茶に仕上げます。
今日の手揉み作業は、松本、岡、高田の三人で行いましたが、お茶摘み、製茶の延べ時間は6時間程。できた茶葉は200g程。
三人で休憩を変わるがわる取りながら、針のような形になるまで茶葉を揉みあげます。長丁場で体力と集中力を維持するのが大変な作業です。
このお茶は何のために作ったのかといいますと、毎年行われている全国手揉み茶品評会に出品するためです。
工場長 松本安弘 通称 やっちゃん指導の元、なかなかの手揉み茶が仕上がりました。全国から集まる手揉み茶の品評会の審査結果は11月頃です。いい結果が出るといいですね。
さて、皆様にお届けする新茶は、もうしばらく時間を頂きます。
明日は、茶刈り四日目。製茶作業が落ち着いてきましたら、出来上がったお茶を火入れして、新茶の出荷作業に移ります。
新茶の出荷はご予約順に出荷いたしますので今しばらくおまちくださいませ。
工場長 やっちゃんの手揉み茶最終段階手揉み茶の火入れ作業