両谷園日記 お茶 入りましたよ。

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売り切れました

 両谷園の一番高級な煎茶 「大雲取」が本年度収穫分、売り切れとなりました。

 去年は収穫量が少なかったこともあり、6月でうりきれてしまった大雲取ですが、今年も年内には売り切れてしまいました。 ご迷惑をおかけして申し訳ございません。 今年もご愛飲ありがとうございました。

 煎茶「大雲取」の姉妹品「光が峰」はまだ、量があります。この二つは一番茶を最も生育状態のよい茶畑から収穫し、製茶したお茶です。 それを選別して、細かい葉っぱの部分と大きめの葉っぱの分とをより分けて「大雲取」と「光が峰」と区別しています。




  細かい葉っぱの部分というのは、生葉の先端部分、新芽部分です。  大きな葉っぱとの部分は新芽のすぐ下の、黄緑の柔らかい新芽の葉の部分です。

  お茶の旨みは新芽の部分に多くあるので「大雲取」はお茶の旨みが香ります。葉の部分は甘みが含まれていますので、「光が峰」まろやかな優しい味がします。


  お茶の旨みで比べると「大雲取」が上ですのでお値段も高くなっておりますが、旨み、甘み、のバランスの好みでいうと「光が峰」はとてもおいしいお茶です。

 堆肥や鶏糞、枯草を肥料に使う栽培方法ですと、通常の慣行農法(化学肥料、農薬使用)のお茶に比べて、旨みは少ないお茶になります。両谷園は色川産の堆肥をメインに使う栽培管理をしていますので、旨みだけで比べると慣行農法を行って作ったお茶には敵いませんが、その分、甘みがあり、何より安心して飲めるお茶になります。
 そういう点で、光が峰は両谷園の栽培方法の特徴がよく出ている煎茶に仕上がっていると思います。

          


          説明が長々と続きましたが、、、 
 
   
            「言いたいことは端的に」









  本年度「大雲取」は売り切れましたが「光が峰」はございますのでよろしくお願いします。甘みがありおいしいお茶です。