出荷がはじまりました。
洗濯物の富士山は琵琶湖へと変態し、ハンガーは湖面に浮かぶスワンボートになりきりだしたころ、ようやく一番茶の慌ただしさも落ち着いてきました。
今はそれぞれ、田んぼの代掻き作業に旦那が繰り出し、代わりに両谷園は奥さま部隊が袋詰め発送作業を行っています。
といっても、茶工場で仕上がったお茶「荒茶」を飲める状態にするには、焙煎をする作業が必要です。 それは 一回で50キロ、それを冷ますのに一日かかります。その機械と冷ます台は一台しかありませんので、上ほうじ茶、玉緑茶、光が峯、大雲取、粉茶と数種類を焙じるにはかなりの日数がかかります。
この作業はかなりの暑さになるのと昼間は野良仕事をしているので、夜に外山家 岡家の旦那が交互にしています。
煎茶も少し火を入れますが、その前に色彩選別機という機械を通して、軸をはじくのですがその機械(30年前ぐらいの)の調子が悪く、只今調整中です。
煎茶 大雲取 光が峯は来週から発送の用意ができる予定です。
そろそろ「まだですかー?」というお電話もいただいております。 お待たせして大変心苦しいところです。今しばらくお待ちください。