両谷園日記 お茶 入りましたよ。

日常茶飯事 ほっとする話題をお届けします。

茶畑視察 珍道中

今日のブログ担当は  高田です。

 今日は両谷園のメンバーの茶畑の様子をメンバーみんなで見て回りました。  
 その目的は、各々の茶畑の新芽の出具合を見て周り、いつ頃から新茶の刈り取り、製茶作業を始めるかを予測、段取りするためです。
 



 今年は霜の害が一部見られ、少し収穫量は少なくなりそうです。
新芽の先が茶色く変色しているのが霜に当たったところです。

防霜ファンがついているところは、やはり霜の害がなく、きれいな新芽がそろっていました。

霜の害がでるのは色川では10年に一度ほどだそうで、10年前の霜の害もかなりひどかったそうです。
 私は当時は、街で生活していたので、霜注意報を意識したこなどまったくなく、雨か晴れかをきにしていた程度です。今では、町内放送で霜注意報が流れるとドキッとします。
 

 話は戻り、防霜ファンが活躍するのは今の時期、新芽が出だしてから 5℃以下に気温が下がるとセンサーが感知して、自動で回り出します。 しかし、電気代はなんと、年間契約!  家庭用の電圧ではないので、基本使用量だけで年、数万円払うのです。
  今年は、毎年電気代を払っていた甲斐があった年です。

いつもは電気代食いのでっかい居直り扇風機も、今年はなんだか「私だって役にたつのよ!」と誇らしげにも見える防霜ファン。
 あれ?その防霜ファンたちのなかの一本が暴走ファンとなっていました。

 去年、和歌山に来た猛烈に強い台風によって、傾いてしまった防霜ファン。メンバーの美佐江さんの茶畑です。せっかく人数がいるので、皆の人力で元に戻すことになりました。

写真が横向きでごめんなさい。

紐で引っ張って、まっすぐにはなりませんでしたが、なんとか更生され、元暴走ファンとなりました。

 皆の茶畑をぐるりと見て回るともう、夕方になっていました。
今年の茶刈り初めは5月に入ってすぐ頃になるという、予測がでました。 あともう少し。今夜もかなり冷え込んでいます。どうか、霜が降りませんように。
  
  今日の新芽