両谷園日記 お茶 入りましたよ。

日常茶飯事 ほっとする話題をお届けします。

ようやく

 先週は、猛暑でもう、梅雨明けかと思いましたが、やはりまだ梅雨でした。
今週はグズついた天気で今日も時折激しい雨でした。


 おとついで、紅茶の茶刈り、製茶も終わり残すは、「夏刈り」という作業を終えるのみです。
 5月の新茶から始まった、一年でもっとも忙しい時期がひと段落します。


 夏刈りは、無農薬でお茶を栽培するのに、とても重要な作業です。
夏の間に茶の葉に発生する、害虫や、病気を回避するためにバリカンで茶の葉をバッサリと刈り落としてしまうのです。
 青々とした茶畑が夏刈り後は、葉が落とされ、ほとんど枝だけの木になります。
この後、また新しい芽がでて、樹勢を回復します。   が、この時期が遅れると、回復する前に冬になってしまい、木にダメージを与えてしまいます。

 もう7月に入り、早くしないといけない時期になっていますので、今日の雨の中、岡さんと夏刈りを決行しました。

  時折降る、激しい雨で合羽を着ている意味はもうなく、長靴の中まで水が入るほどのハードな夏刈りでした。



この機械で夏刈りを行う。

お茶の木の様子も写真を採る予定が、バッテリーがきれてしまいました。


今日は私の茶畑を夏刈りしたので、手間返しで、明日は岡さんの茶畑を夏刈りします。

 明日の手間返しが終れば、ようやく、追われている感じが和らぐと思います。


 お楽しみの、夏の海遊びまであともう一息です。